こんにちは!「ままためコーチング塾®︎7期ベーシック」での学びも、もう9時間目。あっという間です。 今回もグループでの相互コーチングや、いつもとちょっと違う形での講義など、実践的な内容が盛りだくさんで、頭も心もフル回転の一日でした。たくさんの気づきや「あっ!」という発見があったので、忘れないうちにブログ形式で書き残しておきたいと思います。
1. 「4分間」の相互コーチングで感じた時間感覚と可能性
まず前半は、1対1での相互コーチング。コーチ役とクライアント役を、それぞれ4分間ずつ体験しました。 最近は10分や15分といった少し長めの時間での練習が多かったせいか、この「4分」が驚くほど短く感じられました!
- クライアントとして: 「あ、もう終わり?もっと話したいことがあったのに!」
- コーチとして: 「うーん、もうちょっと深く掘り下げたかったな…」
正直、どちらの立場でも「物足りなさ」を感じたのですが、ふと思ったんです。もしかしたら、この「話し足りない」「もっと聞きたい」という感覚が、逆に「またこの人と話したい」「次も楽しみ」というモチベーションに繋がることもあるのかなって。全てを出し切るセッションも大事だけど、あえて少し余韻を残す時間設定も、関係構築の一つの戦略になるのかもしれない、という新しい視点を発見しました。
2. 意外な展開?アドバンス生の講師から得た「質問しやすさ」というギフト
今日の講座、実はドラゴン先生がお休みで、この塾の上級コースを受講されているアドバンス生の方が講師を担当してくれました。 最初は「どんな感じなんだろう?」と少しドキドキしましたが、この変化が僕にとっては大きな気づきをくれました。
一番感じたのは、「質問のハードルが格段に下がったこと」。 僕は、普段ドラゴン先生に対しては「こんな初歩的なこと聞いてもいいのかな?」「もしかしたら、自分の考えが足りないって思われるかも…」なんて、勝手に自分で自分の質問をジャッジして、結局聞けずに終わることがあったんです。でも今回は、不思議とそういう心の壁がなくて、素直に「これってどうなんだろう?」と思ったことを口に出せました。おかげで、たくさんの気づきや疑問をその場でアウトプットできた気がします。
もちろん、ドラゴン先生の講座は毎回学びが深くて素晴らしいです。でも、こうしてアドバンス生の方がリードしてくれる回も、また違った視点や雰囲気があって、すごくいいなと感じました。この「気軽に質問できた」感覚を忘れずに、これからの講座でも積極的に発言していきたいです。
3. 「メタ役」での大発見!感情は邪魔者じゃなく、最高の情報源だった
3人1組で行った相互コーチングでは、コーチ、クライアントの他に、もう一人「メタ役」という役割がありました。これは、コーチングの様子を少し引いたところから客観的に観察する役割です。
僕、メタ役って「とにかく客観的に!感情は挟まずに!」って思っていたんです。でも、クライアントさんの話を聞いているうちに、その方の言葉や感情に「わかるー!それって僕も…!」って、自分の経験と重なって、感情が沸き上がる瞬間があったんです。 そしたら、その様子をさらに外から見ていたアドバンス生の方に、「その時、すごいニヤニヤしてましたよ」ってフィードバックされて(笑)。僕としてはそんなつもりなかったのに! その後のセッションでは、「僕、今どんな顔してるかな?ニヤニヤしてないかな?」って表情が気になっちゃって、余計に顔がこわばるというか、逆にニヤニヤしちゃったような気がして…。「自然でいるって難しい!」って痛感しました。
でも、このモヤモヤを授業後のシェアタイムで正直に話してみたら、目からウロコのアドバイスをいただけたんです。 「メタとして湧いてきた感情が、どの視点から見たものなのかを大切にするといいよ」って。
つまり、その感情は…
- クライアントさんに共感して、クライアントさん視点で感じたもの?
- コーチが困っているのを見て、コーチ視点で「どうしよう」って感じたもの?
- それとも、観察者である僕自身の個人的な経験や価値観から湧き上がってきた感情なのか
といったように、「その感情は、誰の視点から生まれているのか?」を意識し、区別することが重要だ、ということでしたね。
そうか!メタだからって感情を押し殺すんじゃなくて、その感情が「誰の視点」で「何に反応して」生まれたのかを分析すれば、それはめちゃくちゃ有益な情報になるんだ!って気づきました。特にフィードバックする時に、この視点の切り分けは絶対に役立つはず。これは今日の大きな大きな収穫です。
4. ゲーム感覚の練習ルールから学ぶ、質問の意図と奥深さ
今日の授業では、コーチング練習の一環として、まるでゲームのように特定のルールのもとでセッションを行うという面白い試みがありました。これはあくまで今回の練習のための特別ルールで、普段のコーチングに常にこれらの厳密なルールがあるわけではありません。でも、この練習ルールが面白かったんです。そのルールとは…
- 質問は「詳しく(教えてください)」で。
- 質問は「他には(ありますか)」で。
- 相手の感情が乗った言葉を「オウム返し」する(自分の解釈を入れずにそのまま!)。
- 「もし〇〇だったら、あなたはどうですか?」という質問も使ってみる。
- クライアントさんの答えの後は、「3秒」待つ。
正直、最初は「質問が制限されるのって、やりにくいかな?」と思ったんですが、これがまた面白かったんです。この一時的な「型」があるからこそ、「この質問にはどんな意図があるんだろう?」「どのタイミングで使うのが効果的なんだろう?」って、一つ一つの言葉の重みや効果をすごく考えさせられました。参加者同士で「僕はこう使ってみたよ」「その時、こんな反応があったね」なんて意見交換するのも、めちゃくちゃ勉強になりました。
これまでは、セッションが終わった後、「なんとなく良かったな」とか「ちょっと難しかったな」くらいで、個々の質問の有効性まで深く振り返ることが少なかったかもしれません。でも、これからは「あの時のあの質問、どうだったかな?」「もっと良い聞き方があったんじゃないかな?」って、もっと細かく自分の中でフィードバックしていくことの大切さを感じました。
おわりに
今日の授業は、本当に気づきの連続で、終わった後は心地よい疲労感とともに、頭の中が新しい情報と視点でいっぱいになりました。一つ一つの体験が、確実に自分の学びの引き出しを増やしてくれているのを感じます。 今日得たたくさんの「!」や「?」を、これからの学びや、いつか僕がコーチングをする時にしっかりと活かしていけるように、これからも楽しみながら頑張りたいと思います!
読んでくれてありがとう!